Tokyo Mac Blog

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【ネタバレだらけ】
スティーブ・ジョブズの映画を初日に観た。
Tokyo Mac 編集部員の独り言。

 

いやあ。まさかああいう映画になっているとは驚きましたよね。

3つのプレゼン会場に絞られているという前解説で、「おお!これは、今までに無い、とんでもないカタルシスを感じられるジョブズ映画なのでは!?プレゼン会場にいるような、いや、自分がジョブズになってプレゼンしているような快感が!?ひょっとしてヒットラーのドキュメンタリーな感じ!?危険だなあ。映画館出るとしばらくは完全にジョブズになりきれるヤクザ映画とかカンフー映画タイプの)映画!?ヤバくない!?」と大期待した方、少なくないかと・・・
でも・・・実際はああいう感じでした。笑。

 

個人的にこの3つのことはメモっておきたいです。

 

全体を通して描かれるのは「認知しない、する、で揉める娘(リサ)のこと」。そのグチャグチャしたジョブズの心理。

iMac発表プレゼン会場の控室でスペックのおさらいをするも、頭の中は娘の認知問題のことばかりで気もそぞろ。

●しまいには娘に「何が Think different よ!あんたの考え方変えなさいよ!」と言われる始末・・・。
(これは、映画館で声を出して笑ってしまいましたよ。ある意味、革命的なセリフですよこれ!)

 

で、その合間に有名エピソードやマシンや人物を散りばめるという実験的な構成でした。

 

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脚本が、『ソーシャルネットワーク』の人だっつんで、つまりザッカーバーグの暗黒面を素晴らしい手腕で料理した人なんで、同じようにやってくれるな、こりゃ!と期待していたのですが・・・明らかに消化不良的でしたよねえ。

『ソーシャルネットワーク』。素晴らしかったですね。Facebookが「女のコの品定め」システムとしてスタートして、すったもんだで成功して、「前カノに友達承認してもらえない」異様に侘びしいラストシーンまですべてがカンペキだったあの映画。フィンチャー監督のいつもより抑え気味の演出も最高でした!

いや、監督のダニー・ボイルはなにひとつ悪くないと思うのです。絵面的にはかなり気持ちよかった。リズム感だって悪くなかったですよね。さすがです。『トレインスポッティング2』は楽しみでしょうがないです。主演の二人の俳優だってものすごく上手い演技。ちゃんとアカデミー賞ノミネートされてます。消化不良の原因は脚本(構成)と、実は・・・ジョブズの映画は(もう)作る必要が無い。そもそも映画にする必然性がない。そっとしておいた方が良い。ということなのではないでしょうか?

 

最後にまったく関係ないですが、誰だろう?この美人のちょっとふっくらめのオバちゃんは?どっかで観たぞ・・・彼女があの『タイタニック』の女優だと気がついたのは映画を観終わった後でした・・・

 

soc

対する、Beatsのあの男の映画が
あまりにもオモシロイという・・・

奇しくも、もうひとつ、アップル人脈の実録モノが公開されています。そうです。もう、ネットで散々話題になっているからご存知の方も多いかと。『ストレイト・アウタ・コンプトン』。アップルが買収したBeatsのあの男・・・ドクター・ドレが在籍していたグループN.W.A.の再現映画。コレは掛け値なしに超オススメでございますよ!ヒップホップに疎い方も大丈夫!N.W.A.もヒップホップも知らなくてもちゃーんと楽しめるツクリになっています。知ってる方ならもう最初から最後までニヤけっぱなしかと。脚本がべらぼーに上手いので、2時間30分があっという間。こういう映画が出てきちゃうからアメリカという国はほんと油断できないですよね。

 

※以上、TokyoMac編集部の単なる独り言です。悪しからず。映画や音楽は人によって見方、聴き方がまったく異なります。

 

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