Tokyo Mac Blog

【レビュー】待望の「macOS High Sierra/APFS完全対応バージョン」出た!2018年最新テックツールプロ
既存機能も APFS 向けに強化。

 

macOSの深い部分までメンテナンス可能だからこそ、そして、APFS(Apple File System)に切り替わったHigh Sierraだからこそ、完全対応までちょっと時間がかかったテックツールプロですが、晴れて2018年スタートの月に対応完了です。

この新バージョン、早速サクサクッとカンタンにまとめておきましょう。

★macOS High Sierra 対応・APFS対応

macOS High Sierraに、ただ単に対応しただけじゃありません。ここで、いつものようにアクト・ツーサポートチームさんに解説願いしました。

「少しややこしいのですが、必ずしも macOS High Sierra がインストールされている Mac のファイルフォーマットは APFS ではありません。Fusion Drive の iMac などは今までの HFS+ が継承されます。ただし、現在主流の SSD は必ずAPFSに変換されますので”Apple File System (APFS) 完全対応”というキーワードは今回のテックツールプロ9.6の大きな目玉となっているんです。(アクト・ツーサポートチーム 談)

 

 

なるほど。あなたのMacがSSDの場合(の方が多くなっていると思います)は、自動的にAPFSに変換されている。だから、APFSに完全対応している今回のテックツールプロ9.6が必須という感じなんですね。

なので、人気の定番機能「ボリューム再構築機能」はじめ、既存機能も APFS 向けにチューンナップされているというわけです。

「APFS 自体も HFS+ から大きな進化をしていますが、例えば、APFS では 64bit inode 番号がサポートされています。すなわち、ファイルの最大値が増加しているのですが、TechTool Pro 9.6 ではボリューム再構築機能でこの 64bit 化されたデータ構造の解析・再構築が可能なっています。これは APFS 対応の一つの例ですが、既存機能も APFS 向けに強化されています」(アクト・ツーサポートチーム 談)

 

「開発元・Micromat によると、今回のAPFS対応で、今後のバージョンアップでいくつかの高度な機能も今後登場する予定のようですよ。」(アクト・ツーサポートチーム 談)

 

★NVMe 内蔵 SSD をサポート

 

 

さて、これも「最近のMac」に即した機能です。NVMeとは、ストレージを接続するための規格のこと。SCSI、あるいはSATAと同じノリの規格名です。SSDに特化されて開発された通信インタフェースプロトコル。レイテンシー(データの遅延)を短縮するなど様々な機能が盛り込まれています。

さてさて、最近のMac(下記参照)のSSDはすべてNVMeが搭載されています。

 

NVMe 内蔵 SSD 搭載 Mac

・2015年以降の MacBook (Retina, 12-inch)
・2016年以降の MacBook Pro (13-inch / 15-inch)
・2016年以降の SSD 搭載 iMac(Retina 4K 21.5-inch / Retina 5K 27-inch)

 

そして今回バージョンアップしたテックツールプロ9.6は、これらの「NVMe内蔵SSD搭載Mac」に完全対応しています。テックツールプロのメンテナンスツールで言えば、「SMARTチェック機能」が、NVMe内蔵SSDのMacに既に対応済。SSDドライブにトラブルが発見された場合、予防処置が取れる間(間に合うタイミング)にドライブ障害の発生を警告してくれます。

 

 

NVMe内蔵SSDのMacを、SMARTチェック

 

★インターネット速度ツール

 

さて、今回のバージョンアップでもまた新たなメンテナンスツールが登場です。「インターネット速度ツール」

 

 

Macで繋げているインターネット回線のダウンロード、アップロード、そしてpingおよびジッタ測定も可能です。ボタンをクリックするだけで、他にブラウザなど一切起動せず使えます。

 

 

ping測定・・・データ送信からレスポンスが返ってくるまでの時間。pingの数字(値)は小さければ小さいほど(0に近ければ近いほど)、理想的なネット環境であると言えます。テックツールプロ9.6では自動的にダウンロード、アップロードなどと共に測定が可能です。

ジッタ測定・・・ゆらぎ。連続するレイテンシー(伝送遅延時間)の変動値の測定。ジッタの数字(値)も小さければ小さいほど、理想的なネット環境であると言えます。

 

 

以上、とりあえずのテックツールプロ9.6サクッとファーストインプレッション。とにかく、今回のHigh SierraからのAPFSなどMacのOSが新たにどんどん変わっていく(進化していく)わけで、メンテナンスアプリもやっぱりそれに拠っていくわけです。

前バージョン(9.5)同様、新規で購入以外は過去の購入バージョンによって価格が変動するのも、相変わらずのナイスサービスでございます。

 

Techtool Pro 9.6   テックツールプロ9.6