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【レビュー】Slash Bag
サコッシュ「あるある」が解決できる
「X-Pac」「CORDURA」仕様サコッシュなのだ。

サコッシュ「あるある」が解決できるサコッシュなのだ。

お馴染み、ALPAKAテックバッグシリーズで毎度大好評いただいております TokyoMac ✕ MacPerfect。この夏、スペシャルラインナップとして、巷で大流行の「サコッシュ」の決定版をデビューさせましたぞ。

去年からいよいよ火がつき、今年の春、夏、秋といよいよ老若男女問わずで最早常識となりそうなサコッシュ。トートバッグ未満、ショルダー未満、リュック未満の「チョイ入れバッグ」代表選手となりました。

さて、今年の初夏、TokyoMac✕MacPerfectがプレゼンテーションするのがコレ!【ooe Slash Bag】(スラッシュバッグ)でございます。

 
 

サコッシュを複数持ってたり、しょっちゅう買い替えを行っていたりの方も数多くいらっしゃるかと思います。そして、長く使っていると、いろいろとお悩みも出てきていたりしていません?Slash Bagは、デザインのかっこよさもさることながら、そのサコッシュの機能的なストレスも解決しちゃったという良品なのです。

カラバリは全6色。

 
 

ノーマルカラー3色。イエロー✕ブルー、ブラック、ホワイト。

 
 

ブルー✕イエロー。鮮やか。軽やか。

 
 

ホワイト。こちらも超軽やかなイメージ。iPhoneホワイトとの絶妙コンビ。

 
 

こちらはカモフラージュ3色。グリーン、ホワイト、ブラック。

 
 

バックはこんな感じで、そのメインカラーでデザインされています。アクセント的にもかっこいい。

 
 

X-Pac!

まずは、素材です。まずは最も気にしなければならないところ。コレがテキトーなマテリアルを使っているサコッシュはその段階でアウトです。今年に入って各ブランドが様々なアイテムにこぞって採用している「X-Pac」(エックスパック)(開発:ディメンションポリアント社)仕様です!

オリジンは、ヨットの帆(ほ)。ビジュアル的には格子状のダイヤ型が特徴で、コレで一発で「X-Pac」使いかどうかわかります。これをX-Ply®といいます。ポリエステルのフィルムとか撥水ファブリックとか、いくつかの層で構成されている素材です。

 
 

防水性。そして、強度。マリンスポーツアイテムから来ているわけですから、これは疑うこと無く、信頼の素材。

「X-Pac」には何種か存在するのですが、Slash Bagは一番人気の「X-Pac V21」という素材がチョイスされています。耐摩耗性向上のために、下位ラインの「VX07」などより厚いナイロンが使用されていて、耐久性(強い)と重量(軽い)のバランスがとれていることで有名です。

 
 

Slash BagはこのX-pacに加えて、カモフラージュ3種には、こちらは既に定番のコーデュラ素材も使用。しかも、軍事アイテムにも使用されているCORDURA® 500D MULTICAM®。さらに頑丈な仕様になっています。アウトドアでの使用、自転車など激しく動いての使用、そしてカモフラには無条件に食指が動いてしまう方は選択がこの3種で決定かも。

 
 

超軽。リンゴ1/3個分。

気になるSlash Bagの重さ。サコッシュの特長のひとつである「超軽量」を軽々とクリアしています。通常カラー3種が85グラム。リンゴ(小玉)1/3個分。カモフラージュ3種が95グラム。小さめのコンピュータマウス1個程度。超・かる〜いのです。

そして、軽いのに、ちゃんと耐重性ありますのでご安心を。17kg(2lペットボトル8.5本分/Mサイズのスイカ3.4個分)の収納物の負荷を与えたテストもクリア。素材が破けたり、ストラップが切れてしまうといったことはありません。

さてさて、以上のように「2019年の良いサコッシュ」を選ぶ基準の基本、素材関連に関しては申し分ナシ、とおわかりいただけましたでしょうか。そして、ここからが巷のサコッシュフリークスたちを唸らせるスペシャルな機能の応酬となっておりますぞ。

<メイン・フロントで2つのポケット>

ジッパー付きのメインポケット。

 
 

サコッシュでも整理収納をあきらめない。

そして、マジックテープ仕様のフロントポケット。

 
 

「袋」状の収納スペース一箇所だけのサコッシュと異なり、ちゃんとアイテムを整理できます。フロントは頻繁に出し入れするiPhoneなどのアイテム、メインはモバイルバッテリーやタオルなどいざという時用アイテムとか。

 
 

小さめのウォーターボトル。

 
 

メインのジッパーは防水仕様。コレも嬉しい。もちろん、全色に搭載ですよ。

 
 

<収納・小分けポケット>

あるあるある!小分けポケット搭載・未搭載で、サコッシュの使い勝手がだいぶ違ってきます。基本的に「袋状」ですから、アイテムがバラけてしまうのは致し方ない・・・なくないのです。小分けのポケットさえあれば、小さなアイテムを分別できるのです。

 
 

小分けポケットも。

メッシュ仕様というのもニジュウマル。サコッシュの内部という狭く限られたスペースですから、中身が確認できる方が良いのです。通気性って見方からも。

 
 

ここで、収納感。こんな感じのアイテムなら、すべて余裕で入ります。

 
 

こうしてみると、キーホルダーとか、イヤフォンとか、やっぱり小分けポケットは重要なんですよね。

 
 

<マチ!>

実は、TokyoMac編集部員内で一番ポイント高かったのがコ〜レだったりします。底面にマチ!大事なんです。

 
 

袋状をキープしたままに、マチ搭載。

マチがあるかどうかで、収納力、そして収納アイテムを考える時にも占有スペースの予想もできるのです。Slash Bagのマチの厚みは4cm。

 
 

使い慣れてくると、この底面4cmが効くんです。「アレとアレは入るな」と、プチ収納プランが立てやすいのです。

 
 
長財布、カードケース、ミニポーチ、ペン、モバイルバッテリー、iPhone・・・
 
 

そして、デザイン的にもSlash Bagはここがスゴイのです。

ちゃんとサコッシュのビジュアルの特徴の1つである「袋状」をキープしたまんまで、マチを確保しているのです。マチがあると、ショルダーバッグになっちゃうんですが、そこをちゃんと計算済。誰がみても、サコッシュのまま、マチ付きなのです。

 
 

<オプションその1・クロスストラップ>

Slash Bagには、さらにサコッシュ「あるある」に答えるべく、オプションの「X-バックル」なるものが同時に販売されているのです。

 
 

まずは、「クロスストラップ」。これを装着するだけで、「走れる」し、「踊れる」。

例えば、自転車でサコッシュを使用する人が、必ずぶつかる難題。それが、背中に回したサコッシュがズレてくること。基本的にめちゃ軽いから、通常のメッセンジャーなんかよりもずっとズレやすい。コレをキレイに解決してくれるのがクロスストラップ。この1本を装着するだけ。

装着は簡単。ストラップの片方を、Slash Bagのストラップに装着。

 
 

走る!踊る!

もう片方は、本体にひっそりと付いているこのリング状の部分に装着します。

 
 

こんな感じになります。

 
 

トルソーで見てみるとわかりやすい。これで、しっかりと身体にフィットします。もちろん、バックルをカチャッと付け外しするだけで脱着も瞬時。

 
 

背中側に回したサコッシュが走行しているうちに、フロントに回ってきちゃうんです。

 
 

クロスストラップで、この通り、ピッタリフィット。

 
 

そして、自転車だけでなく・・・

 
 

そうです。フェスでも大活躍。フェスでサコッシュが邪魔に感じたって方、多いでしょ?背中に回して踊ると、自転車と同様にズレてくるし。フロントに持ってくると踊りにくいし。そんな時にも大活躍するオプションです。思う存分、踊れます。ノリノリです。

 
 

<オプションその2・リュック/バックパック固定パーツ>

コレは、アウトドアでの使用も考えられたカモフラ3種の方向けかもしれません。リュック、パックパックにSlash Bagを装着しちゃおうってな時のためのバックル。

まず、本体からストラップを外します(バックル式なのでカチャッと外すだけ)。ちなみに、この状態でSlash Bagをバッグ・イン・バッグとして使うってのもアリです。

 
 

アウトドアでも、サコッシュを本格的に使ってみる。

外したバックルに、オプションのバックル(リュックのストラップ左右2箇所)を装着。

 
 

もう片方を反対側に装着。

 
 

リュックのストラップに渡した感じです。

たいがいのリュックやバックパックには左右ストラップにナイロンベルトが搭載されてるから、たいがいのタイプで使用できるかと思います。(写真は、ALPAKA Shift Pack

これで、リュックやバックパックを背負ったままで、Slash BagにアクセスOK。細かいモノをいちいちリュックを下ろさずに出し入れできるから、これもめちゃ便利なのです。こちらもバックルをカチャッと付け外しで脱着も瞬時。「サコッシュを本格的なアウトドアで使ってしまう」という新たな考え方!

 
 

さてさて、サコッシュの季節です!Tシャツに短パンで出かける季節必携のこの大流行ツール。どうせ持つなら、便利でかっこいい方が良いと、法律で決まっています。色によっては争奪戦になる可能性、大なのでお急ぎを!または複数色購入も激しくオススメ!

 
(TokyoTool編集部・ヨウジロウ)

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