Tokyo tools Blog - 東京の街と生活 / 31

 

TOWN

somenya

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夏メシ!!
高円寺にオープンした
そうめん専門店。実は秋からも楽しみ。

 

 

高円寺、中野は、ホントに飲食店が多い。それも、個性的な飲食店が。そんな高円寺のランチタイム限定でオープンした「そうめん屋」。そうめん専門店ができるらしいというウワサは聞いていたので、早速駆けつけましたよ。ぐるなびに掲載されるより早く。写真は、薬味。もう、コレだけで夏の食欲、復活てな感じで。夏メシ!てな感じで。

 

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店内。イイカンジの中央線感。正しいゴチャ感。こーじゃないとね。ちなみに、ポン酒も飲めます。そうめんとめちゃめちゃ合うそうです。蕎麦と同じですから。さすがに久住先生(『孤独のグルメ』「ふらっとQUSUMI」)のように平日の昼間から呑む勇気がないポン酒フリークの方は土曜にどうぞ。

 

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気になるメニューがコレ。基本は「そうめん」「揖保乃糸」「カレーライス」の3本柱。夏メシ。カレーは意表をつかれますが、予想通り、ウマイです。後述。やっぱり、おすすめ「揖保乃糸」イッちゃいますよね。薬味プラスもイッちゃいますよね。とりあえずミニカレーライスも、梅干しもイッちゃいますよね。フツウ。

 

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夏。

ヒジョーにシブくてシャレオツな器に乗っているのは、母さんが作ってくれた夏休みのアレとは違う。「ボク、いらないや!」って言ったのにばあちゃんが無理やり入れてくれたミカンとかも入ってないし・・・明らかに違う食べ物・・・ぜひ薬味全部入りでご試食よろしくです。梅干しとかヤバイから。大葉とか天かすとかわさびとか・・・ほぼルール違反。これはもう日本の夏のソウルフード!!

 

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ちょいと涼しくなってきた今頃が一番、夏の疲れが出やすい(気が狂いそうだった7月!)のだ。そんな今、まさに相応しい食。そうめん。いや・・・揖保乃糸・・・ちょっと待って。そうめんと揖保乃糸は違うのか!?

 

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で、オーナーさんが気を利かしてくれて、「そうめんとご比較ください」とちょっと試食用に持ってきてくださいました。そうめんは揖保乃糸よりも細く、味も明らかに淡白です。揖保乃糸の方はボリュームあり。だから、食欲旺盛な時は揖保乃糸、マジ暑くて食欲失せるなあ・・・てな時はそうめんとか。そんなチョイス?

 

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「蕎麦屋で食すあのカレー」。
アレの「ぼく、独立しました!」バージョン。

蕎麦屋で食す、あの独特のカレー。日本人にしか味わえない快感のひとつ。でも、決して、何かの深みがあるわけじゃなくて、なんだか都市伝説的な意味含めてのウマさじゃないですか。カレーうどんの具なんだけどそんなことどうでもよくウマイ。「蕎麦屋のカレー」というカレーとは別の総称として存在するモノ。で。その蕎麦屋のカレーがカレーの国側として見た場合でもめちゃめちゃ存在感があるモノだったら・・・書いてて意味がわかりませんが、とにかくそんな感じなんですよ。これ、蕎麦屋が潰れてもちゃっかりとカレー屋で復活できるじゃねえかよ!という。

 

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ああ・・・写真をアップしてるいまもたまらない感覚に・・・

ミニカレーと揖保乃糸をオーダーした場合、サーブされる順番はどうなのか?同時に来るのか?我々は、明らかに揖保乃糸が先だろうと予想していたのです。「とうぜん、味が濃いカレーが後」と。ミニカレー、先です。そして、予想を大きく裏切り、揖保乃糸を食べている頃には、カレーを食べたことはすっかり忘れるくらいになっています。カレーの味が残ったり、揖保乃糸の味が薄く感じることは一切ないのです・・・何!?このトラップ!!

 

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営業時間は月曜〜土曜のわずか3時間。揖保乃糸再認識、「そうめん屋」というド直球な店名。そして、実はカレーもいい仕事をするという。さらに、「夏、終わったらどうするの?」というこちらの余計な心配に「温めると、そうめんはヤバイんですよ・・・フフ・・・」という大胆不敵にハイカラ革命顔の店長。トラップだらけの店です。え?場所?ふふふ・・・JR高円寺駅の南口からすぐですよ。

 

※※2016年8月31日にて、一時休店となりました。また開店の際にはこのブログにて再取材させていただきます!!待ってます!!