Tokyo Mac Blog - 道具/29

【レビュー】WESN
Apple Cardで話題の「チタン」仕様。
もしも、Appleからブレードが発売されたら
こんな感じになるのでは?

 

Apple Card!欲しいか、欲しくないかっていえば、欲しいです…その機能性は別として、チタン仕様のクレカってなんだか気になります…

 

チタン周りがアツいっす!

Appleがチタン加工技術を特許申請しているという報道(将来的にはMacBookやiPhone、AppleWATCHもチタンに??)や、iPhone XSよりも高価(!)なチタンケース、Appleデバイス周りとデザイン相性バツグンのチタン製ステーショナリーなど話題になっている今日この頃・・・個人的には、軽いし劣化しづらいしでAppleデバイスはぜんぶチタンにしていただきたい、なんつー妄想を抱いていますよ。

なにしろチタンは・・・

 

チタンイメージ(出典:Wikipedia)

 

★軽量
★腐食耐性高
★低コスト
★低金属アレルギー性

と、いいことづくめのマテリアル。ただし・・・

☆加工は難しい。
☆一口にチタンと言っても、グレード有り。

という条件も付きます。

 

そんな折、またもやキックスターターですよ!「開始わずか1時間で目標額クリア」したチタン製品。しかも、企業ではなく、個人での出品。キックスターター史上の新記録となりました。

そんな製品が、MacPerfect×TokyoMacから、いよいよの日本一般販売となりました。

それがこちら【WESN】でございます。正式名称は、【WESN TI MICROBLADE(ウエスン・チタンマイクロブレイド)】

 

 

ご覧の通りの超コンパクト・・・というか、マイクロサイズのポケットナイフなのです。なぜ、キックスターターのバッカーにこんなにも受けたのか?理由は明白なんです。

 

●刃を折りたたんだ時はわずか5cm強程、使用時も9.5cm。10cmありません。完璧に手乗りサイズ。

●ボディ(グリップ)部分はチタン仕様。つまり、めちゃめちゃ軽量。たったの32グラム。家のカギレベル。

●にもかかわらず、刃には【AUS8スチール】というフルサイズナイフで使用されているマテリアルと同じモノを使用。こんなマイクロっぷりなのに切れ味爽快ってやつです。

●チタンは最高レベル「グレード5」を使用。

●装飾など一切ナシのミニマムデザイン。なんとなく、「Appleがブレードをだしたら、こんなデザインになるんじゃ?」と思わせてくれるビジュアル。MacBookっぽい?

 

という、どこをとっても文句のつけようが無い状況。こりゃ、1時間で達成も納得。キーホルダーに下げられるこの小ささと軽さでフルサイズナイフレベルの機能「世の中に存在しなかったツール」なわけですよ。

 

 

 

細かくみていきましょうか。

まず、オリジネ〜タ〜!彼をご紹介。アメリカはデトロイトの若きクラフトマン・ビリーチェスター氏。
ビリー氏は「会社創立させる気なんてまったくなく、ただただ自分の理想のポケットナイフが欲しかっただけ」と言います。だ〜から、クラウドファンディングっておもしろいんですよね!

 

WESN加工中のビリーチェスター氏

 

とにかく、キーチェーンホルダーにぶら下げてどこにでも持っていける、実用としてモバイルできるナイフが欲しくてチタンという素材に出会って、「コレだ!」と。確信したそうです。

 

 

使用されているチタンは、ほぼ最高レベルの「5」劣化に強く、軽く、そしてコスパ良しのチタンの中でも汎用性が最も高いマテリアル。

 

(表:オフィシャルページより

 

32グラムってとにかく、軽くてビックリですよ。ちょっとした何かのステーショナリー的なデザインですし、まさかコレがフルサイズナイフと同じ機能を持つなんて絶対に思えません。

 

 

 

ビリー氏は、「いつでも持ち運べる」という目的と、もう一つの目的である「フルサイズナイフと同等性能」を通常のナイフで用いられる、人気素材である「ASUS 8ステンレス」という劣化も少ない、エッジが立つモノをブレイド(刃)に採用。

 

 

チタンとASUS 8ステンレスが揃えば、あとはもうビリー氏の設計次第!というわけで、諸々の便利機能も搭載しての完成です。

そして、デザイン。いいでしょ!?このシンプルなミニマムっぷり。だから、Appleデバイス周りに佇ませてもマッチするし、キャンプ用品にもマッチしてしまう。クセが無いのに、しっかりと個性もある。という。

 

 

 

 

 

 

もちろん、キャンピングアイテムなどタフいアイテムとも相性良し。

 

 

 

 

で、「コレだけでもじゅーぶんかわいいんだけど、できればカスタマイズしたいな〜」なんてあなたのためのキーチェーンホール搭載。

 

 

 

ここに各種キーリングだの、紐だのを通してあげれば、自分色のWESNになりますぜ!

 

 

 

さて、モバイルするのはキーホルダーだけじゃない。バッグの中ジャケットやパンツのポッケだって使います。そんな時のためのポケットクリップ搭載ですよん。

 

 

ボディ片側にクリップ。こ〜れがまた、すぐに緩んで挟むパワーがなくなっちまう輩とは大違い。かなりの挟み込み度、強です。頼もしいのです。

いや、単なる(?)クリップなのに、やけに美しいデザインです。清いツール感というか。WESNってやっぱり、デザインのトーンはナイフのデザインというより、ステーショナリー寄りのデザインですよね。

 

 

バッグのポケットなどに忍ばす。

 

 

デニムやジャケットのポッケに。

 

 

 

さてさて忘れちゃならない機能が一つありますよ。それがこの「フレームロック」。

ブレード(刃)を出すには、この部分をスライドさせます。

 

 

刃を出し切ると、❶を❷が固定して「カチャ!」と音がします。これが「フレームロックがかかった状態」。コレで、刃ががっちりと固定されます。9.5cmのしっかりとしたナイフとなります。刃をしまう時は、このロック部分を解除すれば良し。刃が出切っていないうちに、中途半端に刃が出た状態で使用しないこと。もちろん、性能が落ちるし何かのトラブルがあったら怖いですからね。慣れればなんてことないです。

 

 

米国のメディアも書いているように、フルサイズのナイフでできること(切れるもの)はほぼクリアできるので驚きです。切断、削ぐ、剥がす、ネジ回す・・・キャンプだけじゃないんです。実はナイフって日常のちょっとしたシーンでパッと使うものなのです。

 

 

WESNを入手する前までは、宅急便の箱を開封するのにめんどくせーとか言いながら、鋏とかカッターとかデスクからガチャガチャ出して・・・なんて時。アレもWESNでサッとどうぞ。なんかいい気分です。
封筒開封時にはペーパーナイフとして。ガジェットやマシン類のちょっとしたネジ回しとして。指が入らないような蓋を開けるのに使ったり、前から気になってたバリだの突起部分だの削ったり。ケーブル切ったり、剥いたり…「ナイフってすげえツールなんだな・・・」と改めて思うこと必至。

 

 

 

 

 

もちろん、屋外でも大活躍。ナイフですから。薪を削る。ロープを切る。フィッシャーのみなさんは釣り糸を切ったり、ルアー改造周りに使ったり。そのほか各種ホビーに何かと重宝しそう。本格的ナイフの刃と何ら変わりありませんから火起こしにも使えます。野菜・果物のカットだってお手の物。だからって果物ナイフに毛が生えた程度のシロモノとはまったく違いますよ。

 

 

そして!もちろん、用意されていますよ!アレが・・・。

専用レザーケース!!!!

 

 

コダワリ抜いたWESNですから、ケースもヤバイです。なにしろ、自社でチャチャッと作ったチャチイモノではありませぬ。ちゃんと、アメリカはユタ州のストック&バレル社製の天然レザーモノ。すでにバッグ、ウオレット、カードケース、そしてナイフケースなどで定番メーカー。ココンちとのコラボな専用ケース。

 

 

 

 

 

天然レザーですから、購入したての時は白っぽいのですが・・・エイジングにより、だんだん、どんどん飴色へとシブくなっていくわけです。最早お馴染みのレザー製品のお楽しみのひとつです。

 

ここんとこ、かなりの技アリで、通常だとミニマムデザインのWESNだから合わせてちょいとモダンな、同じくミニマムデザインのチタン製ケースとかに流れがちなんですが、あえてのレザー。ビリー氏の温故知新っぷりが伺えるってもんです。

 

自宅や会社ではパリッと仕事して、休日は仲間とキャンプやバーベキュー?的なライフスタイルから来てるかも。そのビジネス/プライベート、インドア/アウトドアの両方にもマッチするナイフなわけですよね。そんな流れのレザーケースなのかと。

 

 

さて、ラストにものすごく重要なことを言っておかなくっちゃ・・・我々編集部がWESNに付けたキャッチコピーが、「今月のおこづかいで買える、一生モノ」。「そんな大袈裟な・・・」と言うあなた、マジなんです。ガチなんです。

実はこのWESN、【生涯保証】製品なのです!マテリアルも、組立工程も完璧なWESNです。壊れないという自信があり、万が一、壊れた場合は一生涯保証されます。もちろん、経年による劣化や無理な使い方、改造品等は別ですよ!何年か経って、ブレード部分が外れてしまった、とかクリップ部分が外れたとかの故障。これに関して修理(または交換)可能なのです。(保証対象外詳細についてはオフィシャルページを)

保証/リペア申し込みフォーム

 

ビリー氏自体も「私の子供、そしてその子供の代までずっと使い続けて欲しい」と言っています。

 

いわゆる、「アメリカのむくつけき男たちが、ブワッと焚き火して肉焼いて、グワシッと食らう・・・食った後はマグカップに入ったバーボンと葉巻でいっぷく・・・・・・」(笑)的なワイルド一直線の時代がとうに終焉した今、ナイフというツールの使いみちも、そして使う場所もまったく変化してるわけですからね。そんな変化に完全対応したWESNです。

 

 

現在は販売されていませんが、人気のWESN TEE。まさに今って、世界的にこんな感じのトーンですよね。編集部知り合いの雑貨商の方曰く、「ポートランド(環境に優しい都市全米第1位・世界第2位)ぽい流れのナイフだよね」と。

 

 

(TokyoMac編集部・ヨウジロウ)

 

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