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【レビュー】Thin Pack(後編)

 

(前編からの続き)デバイスポケットとアイテムポケットの間のスペースはフリーなスペースとして利用可能なのです。

A4サイズ程度までの書類系が入ります。厚みがあまり無いアイテムなら、スリムフォルムを保てますので、紙系アイテムの収納をオススメです。なんにしてもとりあえずクリアファイルを一枚入れておくことを超オススメ。

 

フリースペースをうまく活用する。
隠しポケットもアリ。

 

フリースペースに雑誌2冊を収納。デバイスにもよりますが、iPad、MacBook AirあたりだとスリムなフォルムをキープしたままOK。

 

 

Thin Packには、忘れちゃならない隠しポケットが一箇所搭載されています。下部にジップ仕様で搭載されているのが「サイドミニポケット」。
ミニと言いながら、実はiPhoneがすっぽりと収納できる。ここ、目立たない場所、かつ内部ポケットよりもクイックアクセスできるのでウォレット系の収納にもオススメです。

 

 

で、さらにThin Packの初回入荷分には「ポータブルストレージバッグ」が付属されています。これ、知る人ぞよく知る便利アイテム。ラバーバンドで構成されたボードに、アイテムを自由にレイアウトできるという秀逸ブツ。スリムなバッグインバッグなんです。コレがThin Packにピッタリなんですよね。

 

ポータブルストレージバッグ。

 

で、コレをThin Packのフリースペースにぶっ込んじゃいます。

 

収納アイテムにもよりますが、Thin Packのスリムなフォルムを崩さずに「さらにポケットを増やしたい」方に最適過ぎるグッズであります。ちなみに、各社よりこの手のストレージバッグが販売されているので、小さいサイズのものなども探して応用してみると超便利。オススメ収納法。こんまりさんも納得するに違いない。「ときめくアイテムだけ、入れておきましょう」(笑)。

 

 

さて、お次がThin Packのストラップ。ここにもギミックが搭載されているのです。ミニマムスタイルが要ですから、ストラップの活用は正解です。

イヤフォンポケット。もう、AirPods Pro、AirPodsが「ちょい置き」できるという点だけでもう1,000点獲得であります。「ちょっとだけ耳から外す」でもどこに?ポケットなどに突っ込んで紛失してしまうよくあるパターン・・・。ストラップにポケットが搭載されているわけですから、胸元あたりにスッと入れておけるわけです。

 

ストラップの秘密。

 

AirPodsだけじゃない超コンパクトアクションカメラなどのチョイ入れとか、ガジェットのパーツのチョイ入れとか。

 

Under-The-Jack Packには搭載されていなかった「キーストラップ」。コレが便利!キークリップになっています。例えば、カギを装着。で、そのまま、イヤフォンポケットに収納しちゃう。安全。かつ、スムースなカギ収納の完成ですよ。

 

 

tileなどのトラッカーとか、クイックリリース式のキーホルダーとか、「キーストラップ」と「イヤフォンポケット」の組み合わせによる活用法は無限!

 

 

もう片側のストラップにも注目。「ストラップバンド」搭載なのです。こちらには、カラビナなどをどうぞ。ライフログ系の超コンパクトカメラなどの装着場所としてもうってつけ。ヘッドフォンなんかのチョイ置き(掛け)にもイケますよ。

 

 

マテリアルのチェックに行きましょう。まずは、メインのファブリックは防水素材を使用しています。もちろん、ブラックモデルにもグレーモデルにも。そして、防水仕様はメインジップにも。防水ジップを導入しています!万が一の時にもここで内部への水分侵入を防ぎますので、デバイスも安心。Under-The-Jack Packには無かった機能となっています。

 

マテリアルも抜かり無く。

 

そして、肉厚な背面パッド。もちろん、ストラップ側にも装着されていますから肩への負担も軽減されています。
このフィット感、スリム感でコレがあるから、デバイスが身体に密着していても凹凸を気にせず背負れるわけです。MacやiPadのゴツゴツさは背中に感じません。

 

 

で、ここ超重要ポイント!ここ、スタッフ全員で力入れたポイントなんですよ!!

実はUnder-The-Jack Packの背面パッドって、「身体にフィット・密着する」から稀に(真夏の異常な高温の時)背中の汗などが染みて、内部デバイスポケットに侵入するケースがあったのです。これ、別にUnder-The-Jack Packの設計が悪いわけじゃなくて、カリフォルニアのカラッとした心地よい気候だったらまずこんなことはあり得なかった。日本での使用となると、どうしても真逆の高温多湿(しかも、近年の日本の亜熱帯気候化…)

この条件下での使用を考えて、背面パッドの裏地に「ウオータープルーフシート」を仕込みました!万が一の場合もこれで内部への水分侵入をガードするわけです。言うならば、昨今の日本の異常気象対応機能ってわけです。

 

 

という流れで、Under-The-Jack PackとThin Packとの違い(バージョンアップ点)についてまとめました。こちらは、旧Under-The-Jack Packユーザーの方、ご存知の方にぜひぜひ読んでいただきたいポイント。

❶ サイズ
まずはコレ。16インチ対応になりました。これで多くのMacやPCの収納が可能になります。

❷ 防水メインジップ
メインのジップが防水仕様に。

❸ キーストラップ
ストラップにキーストラップを搭載。

❹ ストラップベルト
ストラップにラバーバンドを搭載。

❺ 背面パッド
裏地にウオータープルーフのシートを装着。

 

ラストに。Thin Pack初回入荷分には「ポータブルストレージ」ともうひとつ、「マジックケーブルタイ」も付属。これ、いわゆるケーブルオーガナイザー。ケーブルってコレで束ねておくと、バッグのポケットにスッと出せるし、スッと入れられる。小さなコトですがこれ大事。なので、同梱しました。どうぞご利用ください。

 

 

というわけで、ほぼ全貌を駆け足でご紹介してまいりましたミニマムサイズバッグのThin Pack。どんどんミニマム化されていく世の中。いろいろな文化が激変している今。そして、もう2020年。そんなライフスタイルが変化している今こそ、大注目していただきたいバッグだと自負しております。

 

 

【前編】はこちら

 

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