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【レビュー】Phone Pack Pro

「iPhone専用のスリングバッグ」。iPhone「しか」入らないスリングで好評のMinZ【Phone Pack】に、ラージサイズバージョンが追加されました。

 
 

ワイドが広くなった分、入ります。アレも...AirPods Pro、もちろんAirPodsも同時に収納OKに。ミニマム装備で出かけたいけど、どうしてもAirPodsだけは一緒に持ち歩きたいってな方にはうってつけ。というか、ユーザーの方からのリクエストにより生まれた新作でございます。

あなたがメインで使っているメインバッグのポケット部分「だけ」を独立させた、スリングバッグ化した製品と考えていただくと良いかと思います。「ああ、ここ(ポケット)だけ持って行きたいなあ・・・」ってなシチュエーション、あるハズ。そんな時にハマります。無駄のない生活ってやつです。

 
 

iPhoneとAirPods Proの仕切りには、肉厚のパッドが装着されているので、干渉を完璧にガード。このパッド、ベルクロ仕様なので、脱着可。iPhone以外のアイテムを収納したい時なんかには外してしまえば、OK。

 
 

さて、サイズ感。【Phone Pack Max】よりもワイドを6cmほど広く。高さは、5mmほど追加。

 
 

モデル。中肉中背の男性。

 
 

背中側でも、サコッシュスタイルにフロント側でもキマリます。

 
 

モデル。細身の女性。バッグから、ヨイショ・・・じゃなくて、ポケットのようにササッとiPhoneを出せるのがPhone Packシリーズなのです。

 
 

なにしろ、幅はわずか3cmですから。とにかく、取り回ししやすいのです。このあたりは、MacBook・iPad用スリムバッグ【Thin Pack】のiPhoneバージョン的な趣であります。身軽感あるバッグのキモは「幅」「薄さ」なんです。

というわけで、重さも相変わらずのライトウエイト!わずか、りんご約1個分。動いても邪魔になりにくい。

 
 

短時間での外出が多くなっているここんとこの時節柄。近所をちょいと散歩。なんて時もうってつけ。

さて、サイズ感の次は収納感をチェック。

 
 

だいたいこんな感じのアイテム収納。

 
 

iPhone(もちろん、MaxとかPlusも余裕で収納)、AirPods Pro(AirPods)、カード数枚、そして、鍵などのキーホルダー。

以上が【Phone Pack Pro】が推奨する収納アイテム構成。コレ以上、入らいないことはありませんが、太ります。太ると、スリムでライトなスリングの醍醐味は無くなります。なので、基本はこの4アイテム。断定です。

お馴染みの、「キーリングシステム」。最早、コレがバッグ購入の選択基準の重要ポイントになっている方も多いかもしれません。

 
 

カギなどを装着。使用する時は、プッシュしてリリース。そのまま使えます。バッグをガサゴソしてカギを探し出さずに済みます。玄関のキートレイのように、バッグの中のカギの固定位置として利用できます。

 
 

カギだけにあらず、モバイル用のLightningケーブルやLEDライトなど、それぞれの生活スタイルに必要なツールを装着しておいても、良し。の、便利機能。

 
 

こちらも、Phone Packでもうお馴染みの機能も、もちろん踏襲。iPhoneとカードでの電子決済対応。つまり、スリムなフォルムを利用して、そのままタッチ。iPhoneやカードを出さずに、自動改札機、交通系電子マネーなどが利用できるという秀逸機能。使用前には、Touch ID / Face IDなしで利用する「エクスプレスカード」設定をお忘れなく。

 
 

さて、このPhone Pack Pro、ジップにも力が入っています。実は、地味ながらジップって、バッグのパーツの中では一番頻繁に触る箇所。だから、力、入れています。

 
 

最早、世界定番の日本発の最高峰ジップ「YKK®」。何かと開閉しやすいダブルジップ。そして、防水。雨や水分がバッグ内部に侵入することをガードする特殊ジップ。

 
 

実は、YKK®のスゴさをご存知無い方が多いのかもしれません。量販ECサイトなどで販売されているような格安過ぎるバッグのジップ、かなりヤバいモノがあることは最早みなさま周知のアレかもしれません。なにしろ、開け締めする度に機能させる箇所なので、実は一番最初にトラブルが発生しやすい箇所なのです。

 

世界のYKK®なら、バッチリです。こんなオフィシャルサイトがありますので、ぜひぜひご一読を。深いぞ!YKK!

 
 

ジップタグにご注目。ジップをそのままつまんで開閉するのではなく、ジップタグをつまんで開閉する。実は、あなたの身の回りのアイテムにたくさんのジップタグが存在しています。

ジャケット、財布、バッグ・・・様々なアイテムに装着されているジップタグ。試しに日常的に使用しているこれらのアイテムからジップタグを外してみると、いやはや、開閉しにくい・・・と感じます。それくらい、昨今はジップタグがほとんど常識となっているのです。

 
 

で、MinZはこのジップタグに「色」を追加。なんと、6色のカラーをチョイスできるのです。ブラックだけじゃ、つまらない。やってくる春、そして夏に向けて、ここはひとつパスってるカラーのジップタグをチョイスするのもアリかと。

 
 

もともと、Phone Packのテーマは、「バッグスタイルのiPhoneケース」。だから、iPhoneケースのように、バッグをカスタマイズしちゃうわけです。自分色のバッグに変えていくのが楽しい。

 
 

そしてもちろん、みなさん予想されている通り・・・MinZでは、近日、このカラージップタグのオプション販売もスタートします。バラ売りです。なので、今回、色を迷っても、あとでチェンジできます。ご安心ください。しばし、お待ちくださいませ。

 
 

ジップタグという小さな小さなパーツですが、差し色として、コレがホントに効くんですよ!印象変わります。

 
 

ちなみにスタッフは、ついでに、調子に乗ってカンバッヂとかピンズとか装着して春らしく、カスタマイズしてます。スリムでコンパクトなPhone PackやPhone Pack Proだとこういう遊びも似合うんですよね。

 
 

Dリングにキーホルダーとかもどうぞ。

 
 

そうです。Phone Pack Proには、Dリング用のタブにリングも追加されました。これもまた、カスタマイズに利用できちゃいますよ。

 
 

さて、背面には、もちろんハンドストラップ搭載です。ショルダーストラップはクリップタイプなので、瞬時にリリースできます。

 
 

そのまま、クラッチバッグとして。ハンドストラップをワシっと。グリップ感、イイ感じです。

 
 

ショルダー外しで、お約束のバッグインバッグ。メインバッグの中のポーチ的な使い方もどうぞ。

 
 

メイン素材はもちろん、防水仕様。突然の悪天候にも安心。

 
 

耐衝撃パッドも、四方(フロンド、サイド、バック、底面)に内蔵。

 
 

以上、ザザッと、コンパクト&スリムながらも、隠し機能や技アリ素材満載の【Phone Pack Pro】をご紹介させていただきました。iPhoneとAirPodsとカードとカギ・・・外出最低限の基本中の基本アイテムってこの4種類だと思うのです。でも、ポケットにこれらをバラで入れるには不安。つか、冬の今ならまだしも、春からは、入らない。ポケットが激減する。かといって、いつものバッグじゃデカ過ぎる。無駄にスペースが余りまくる。サコッシュだとデバイスが不安。そんな時のための、【Phone Pack Pro】。カスタマイズで遊んでみることも、お忘れなく。

 
(text:TokyoTool編集部 ヨウジロウ)

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